神様に感謝して栄光を帰すべき時だ
聖書の歴史における感謝について
聖書では、神様に感謝した人、感謝しなかった人について様々に書かれています。旧約聖書では、ダビデが神様にたくさん感謝しました。なぜなら、ダビデは多くの困難の中で神様に助けてもらい、神様からたくさんのものをもらったからです。新約聖書では使徒パウロが「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。」と言いました。その理由は、神様を信じればいつも救われた状態であり、霊が永遠な世界に行くからです。彼らは感謝することで、ついには神様の聖殿に入るようになり、神様の偉大な働きをしました。一方で、イスラエルの民は、神様が様々に奇跡を起こして、奴隷生活をしたエジプトから祝福の地カナンへと向かうために導き出してくださったのに、感謝せずに不満ばかり言いました。それによって結局、カナンの地に行くことはできませんでした。
このように感謝が運命を左右します。神様に感謝しなければ、不平不満、不安、焦りに溺れるようになります。感謝すれば、地上では大きなものを得て、天国では自分の家を立て、霊肉共に栄えるようになるのです。
なぜ感謝すべきか
私たちも神様に感謝すべきことがたくさんあり、感謝することは神様の御心です。神様は愛ゆえに全ての人を様々な事故、問題から助けてくださっているからです。万物・人を通して助けてくださったことも、根本は全て神様が助けてくださったのです。神様が1つだけでも助けてくださらなかったなら、私たちはもがいて本当に苦痛を受けたはずです。人は事故が起こって怪我や問題がなかった時のことだけを考えますが、そうではなく事故が起こらないように守ってくださったことも含めて考えるべきです。霊魂、肉体を助けてもらったことが1番大きいのです。それだけでも、すべてに感謝すべき十分な材料です。そして、神様からもらったものが各自たくさんあります。過去だけでなく、これからも神様が続けて助けてくださるから、私たちは神様の御言葉を命をかけて実践し、真実に感謝しましょう。感謝はどれだけしても足りないほどです。
どのように感謝すべきか
感謝するためには、感謝すべきことを悟り、感謝が生活・体質になるべきです。神様が下さったものに心の目が開かれてこそ、喜んで感謝できます。全知全能なる神様を忘れず、神様にしてもらったこと、与えてもらったものをいつも考えましょう。それは、神様が自分に共にし、愛してくださっている、という証拠になります。神様が自分にくださったものをもって神様と対話するようになり、また自分自身を認めて揺れなくなります。もらったものを証して、神様に感謝することが、神様に栄光を帰することです。どんな困難があっても、怒らないでとにかく感謝しましょう。助けてくださったことに心から感謝した時、神様は助けてあげた甲斐を感じて喜ばれ、感激されます。そして続けて神様が助けてくださるので、うまくいかないはずのこともうまくいくようになり、奇跡、しるしが起こります。
- 2021年12月19日主日の礼拝
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本文詩篇136篇1節、テサロニケ人への第一の手紙5章16節〜18節